小1の壁対策 。リモート転職に踏み切った体験談と成功のポイント

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小1の壁とは?

小1の壁とは、子供の小学校入学を機に、過程と仕事の両立が難しくなる現象です。
小学生になると親のサポートが必要な場面がふえる、学童の時間が短く、勤務時間と合わない、
突発的な休みに対応しづらい・・・等、多くの問題が出てきます。

原因や対策については、こちらの記事で詳しくまとめております!🔍

小1の壁|なぜ起こる?どう乗り越える?|共働き家庭の完全ガイド

筆者自身も、育児との両立のためフルリモートで働けるお仕事へ転職をしました。
この記事では、【リモート】で働くためには、どのように転職活動をすれば良いかについて、
以下をポイントに【リモートで転職するコツ】について考え、自分の体験談も踏まえ、まとめています。

✏POINT
・リモート転職を成功させるコツ
・スキルの取得
・アピールのポイント

 

小1の壁対策 リモート転職で乗り越える

小1の壁を乗り越える為に、リモート・在宅でできるお仕事に転職する方も多いです。
時間と場所の自由を手に入れ、ある程度柔軟に働き、ワークライフバランスを整えることは小1の壁対策として大変有効な手段と言えます。

具体的なメリットとしては、以下が挙げられます。

・急な呼び出しに対応しやすい
・通勤時間がなくなり、家事と両立できる
・自宅で仕事できるため、下校後を見守ることができる
・親子の時間が増える

 

急な呼び出しに対応しやすい

発熱時など、体調不良の呼び出しだけでなく、災害や学級閉鎖など、急遽のお休みが必要となることもありますね。

私自身、会社員として通勤していた頃は会社の受付をしていた為、急な呼び出しがあっても代わりの人がいない限りその場を離れることができませんでした。
実家も遠方で頼れず、保育園にお迎え行くまで預かっていただくか、夫に行ってもらうしかありませんでした。

リモートワークにおいても、仕事をする限り組織や人と関わるので、いつでも休める訳ではありませんが、自分のスケジュール調整で何とかできる場合は圧倒的に多いです。

職場に理解があると、中抜けをしてお迎えに行き、子供の傍ら進められる業務をする、ということも可能です。

通勤時間の有効活用

また、大きなメリットと言えるのは通勤時間がなくなることですね。
通勤に費やしている時間や労力を、他のことに使うことができる。子育て中のパパやママにとっては大きなメリットですよね。

私自身も、片道1時間かけて渋滞の中通勤していたので、往復で2時間分が1日で浮いたことは本当に大きかったです。
その時間に、夕食の下ごしらえや家の掃除、保育園の準備などができ、早朝や深夜にまとめてやっていた分、負担が軽くなっています。

リモートワークでのメリット調査でも、通勤時間削減によるプライベート時間の確保がメリットとして1番声が多くなっています。

マイナビキャリアリサーチLab-日本におけるリモートワークの現状、メリットとデメリットについて

下校後の生活。親子の時間

もう1つ大きなメリットとして、子供を毎日学童に通わせなくて良いことが挙げられます。
学童は、需要が高まる中職員の人で不足などの問題があり、今保育の質が問われています。

昨日まで保育園で手厚く保育してもらっていた子どもを、小1からいきなり夕方まで学童にずっといてもらうことは、少なからず不安があります。
リモートワークをしていれば、学童をどうするか選択肢を広げることができます。

小学校から帰ってくる子供を、仕事の傍らで迎え、隣で宿題をしてもらったりおやつを食べたり過ごす姿を見守れることは、何よりも安心で幸せですよね。

このように、育児と仕事の両立を目指すご家庭にとって、リモート転職は大きな味方になります。

小1の壁対策 リモート転職成功までの流れ

育児をしながらのフルタイム正社員に限界を感じ、同じ会社でパート雇用に切り替えてもらい、1日5時間の労働になりました。
しかし、通勤に往復2時間近く費やしいていた為、早朝から夕方までの拘束には変わりなく、お給料も激減していて、お得感が全くありませんでした。

育児をしていると、時間が何よりも大切な毎日。通勤で消えていく時間をもっと有効活用して生活したい。
育児も仕事も、程よいバランスで大切にしていきたい。それを叶えるには、リモートで働くしかない、と思いました。

リモートで働く方法を調べてみた

「リモートで働く」ということをゴールに設定し、どうすればそのゴールに辿り着けるのかを調べ、考えました。

選択肢としては、

・スキル無しでもチャレンジできる求人へ応募する
・フリーランスとして、業務委託を受注する
・スキルを身に付けてから転職する

手始めに、スキル無しで応募できる求人をくまなくチェックした結果、
大きく分けて「秘書・事務」「営業」「カスタマーサービス」がありました。

私自身は、前職で営業に近いことをしており、年齢と共にしんどくなってきていたので、秘書・事務系に絞って5社ほど受けることにしました。

結果、見事に撃沈。
事務の実務経験があり、秘書検定の資格も持っていたので、正直自信がありましたが、5社全て落ちてしまうという結果になりました。

事務系のリモート求人は、大変倍率が高くなっており、1000人に1人しか選ばれない企業もありました。(そりゃ、受からない。)

次の選択肢として、フリーランス。
フリーランスになる方法をたくさん調べ、本も読み漁った結果、私にはまだ早いと感じました。

スキル無しから始めるには、案件を受注できるまでに時間がかかるので、軌道に乗るまでの金銭的問題が無ければチャレンジ可能だと思います。

そして残されたのがスキルを身に付けてからの転職。
スキルがあればリモートで転職できる職種は、下記のようなものがありました。

・経理
・法務
・Webデザイナー、Webライター
・マーケティング
・ITエンジニア     等

私が独学でスキルを身に着け、フルリモート転職に成功したのは、少しの努力と運が良かったのが大きいかもしれません。
しかし、それだと再現性が無いので、転職成功までにやったことを以下にまとめてみたいと思います。

フルリモートへ転職成功のポイント

まずは自分がどんなことをしたいのか。どんな仕事が向いているのか。
自己分析できるサイトなども活用し、自分について考えてみました。

そして、職種を絞り、独学ですが、本を読んだりYoutube等のコンテンツをフル活用し3カ月ほど勉強しました。
また、クラウドソーシングサイトで案件も受注し、僅かですが実績を積みました。

3か月ほど勉強や副業の経験を積み、実際に求人への応募を始めました。

リモート転職成功のポイントだと思ったことは、以下です。

POINT

・Indeedで求人を探す
・実績をアピールできるポートフォリオやサイトをつくる
・受けたい企業を研究する
・リモートに耐えうることをアピールする

 

Indeedで求人を探す

漏れなく求人をチェックしたかったので、エージェントサイト6社に登録をし、登録不要でも閲覧できるサイトもあわせて10社ほどの求人をチェックしていました。

中でも、圧倒的に求人数が多く、更新も頻繁なのがIndeedでした。

実際に私が転職先を見つけたのも、Indeedです。
他サイトと併用してIndeedにも求人を出している会社さんは多い印象のため、とりあえずIndeed見とけば間違いなし!と言っても過言ではないと思います。

クラウドソーシングサイト等に比べると安心できる求人が多く、「正社員」「契約社員」「業務委託」など、自分の希望とする働き方でソートをかけて検索できる点も良かったです。

実績アピールとなるポートフォリオやサイトを作成する

職種によりますが、実際に勉強したことなどをしっかりアピールする材料は必要かと思います。
Webデザイナーなら、自分でサイトを作成する手間や費用は、惜しまずにやるべきです。
Webライターならポートフォリオ。経理系ならクラウドソーシングで受注した実績などです。

ただ、「やりたい」という強い思いだけでは、レッドオーシャンであるフルリモート職への転職は難しいです。

私自身、全て独学で転職成功したので、必ずしも高い費用を払ってスクールに行くことが必要不可欠では無いと思います。
それよりも、しっかりと自己分析をし、自分がやると決めたことに向かって努力し、その努力の痕跡をアピールするということが大切だと感じています。

リモートに耐えうることをアピール

もう1つ、これを忘れていた会社では落ちてしまいましたが、実践した企業で内定いただけたこと。

それは「リモートに耐えうる心身の健康状態・自己完結能力」をアピールすることです。

リモート職は、企業は通常の求人よりも厳しく応募者を見ているそうです。
自宅という、誰からの監視も無い状況で仕事を進めていくには、高い責任能力が求められます。

💡心身の健康状態

精神面の不健康により、出社が難しくなりリモートを希望する方も多いです。
業務委託などでは、柔軟に採用してもらえる事も多いですが、正社員・契約社員の場合は精神の健康チェックがテストやアンケートとして行われる場合があります。

まずは、自分自身の心身の健康状態に適した働き方を決め、求人に応募することが大切です。

そして、健康に自信がある場合は、面接などの際に積極的にアピールしていきましょう。

💡自己完結能力

リモート未経験の場合は、リモート経験者よりも不利になる場合があります。
コミュニケーションを手軽に取れない状況で仕事を進める事は、出社して仕事を進める場合と要領が異なるため、経験者が優遇される傾向にあります。

未経験であっても、「リモートで仕事を任せられる」と思ってもらう為に、自分のマインドや仕事の進め方について、リモート志向でアピールすることが大切です。

リモート勤務で評価されるのは「自己完結能力」の高い人です。
具体的には、以下のように定義されます。

・受動的ではなく能動的に仕事を進めることができる
・責任感が強く、自分の行動に責任をつ
・集中力があり、一つのことに集中して取り組むことができる
・問題解決能力が高く、困難な状況でも、冷静に解決策を見つけようとする
・自己肯定感が高い

 

スキルだけでなく、仕事を進める上で「リモートに適しているか」を判断されるため、
ここもしっかりアピールしていくことがポイントとなります。

小1の壁対策 リモート転職の注意点

リモート転職にはメリットが多い反面、注意すべき点もあります。
事前に理解しておくことで、後悔を避けられるので、この記事でも触れておきたいと思います。

特に気をつけたいポイントは以下のとおりです。

・家事と仕事の境目があいまいになる
・子どもに仕事を邪魔されることがある
・会社によっては支援体制が弱いことも

 

まだ幼い低学年の子どもが学童へ行かず帰宅し、隣で仕事をする場合、話しかけられて集中できない…ということも起こりがちです。

こうした問題を防ぐには、どんな働き方をしたいかを明確にし、マッチした企業を探すこと、そして家族とのルール作りや仕事環境の工夫が欠かせないですね。

小1の壁対策 リモート転職まとめ

小1の壁には、リモート転職がとても効果的な対策となることは間違いないです。時間の自由が増えることで、家庭と仕事のバランスが取りやすくなります。

今の働き方に不安を感じている方は、まず「どんな暮らしをしたいか」を紙に書いてみることをおすすめします。

その一歩が、理想の働き方への第一歩となるかもしれません。

 

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